ナノテクノロジー・インスツルメンツ株式会社
ホール効果測定装置     (温度可変型)




【概要】
  ● 半導体試料の基礎物性評価装置です。
  ● 温度依存性の自動測定が可能です。
  ● 試料をセット後は、付属PCからの自動制御にて測定が実行され、
    抵抗率・キャリアータイプ・キャリアー濃度・移動度の演算結果が表示されます。
  ● ばね板プローブにより電気接触を確保する方式ですので、ワイヤホンダは不要です。
  ● 研究内容、ご使用の状況に合わせて、設計製作いたします

【特長】
  ● van der Pauw法による測定
  ● 試料交換が容易
  ● 漏れ磁束の少ない永久磁石ユニットによる磁場印加
  ● パラメーター設定後は端子切替・磁場反転などを含み、全て自動測定
    ・ 自動でオーミック特性を確認
    ・ 制御プログラムにより測定時定数を自動調整
    ・ すべてのデータをテキスト形式で保存
  ● オプションで交流磁場によるAC測定に対応可能

【構成】
  ● 計測機器部
  ● 磁石ユニット
  ● 温度可変試料ステージ
  ● 制御用PC

【仕様】

サンプル

□10㎜
対応サイズ変更可能

直流電流源

最大出力:±100mA
最小分解能:各設定レンジの10-4以下
最大印加電圧:100V(ただし標準仕様では±8Vで使用)
出力ノイズ:200nAp-p以下
※2mAレンジ、0.1-10Hz
電圧計
最大許容入力電圧:150V
最小分解能:1nV
※10mVレンジ
入力インピーダンス:10GΩ
※10mVレンジ
表示桁数:8ケタ
磁場印加機構
      永久磁石ユニット
発生磁場強度:5kOe
磁場均一性:中心位置φ10(㎜)にて±1%以内
※モーター駆動により磁場反転
測定環境
測定温度:室温・大気中
※オプションで電磁石に変更可能
温度可変ステージ
  冷凍機+ヒーターによる温度制御(標準仕様)
測定温度:100K-450K
温度安定性:±0.1K
試料周辺環境:温度可変する場合には真空
※標準仕様で真空排気ポンプを含む
  ※オプションで制御温度範囲の変更可能
  ※オプションで雰囲気制御可能
抵抗測定範囲
10-3Ω~108Ω
測定可能移動度
10-2~106 ㎠/V/S
制御用PC
対応OS:Windows7,XP,Vista
※PCおよび制御用プログラム含む
大きさ
H1100㎜×W1750㎜×D800㎜
※PC設置台含まず
必要電力
100V/20A×1系統
200V/50A×1系統
オプション
・ ロックインアンプと交流磁場によるAC測定
    ※AC測定の場合は電磁石使用となります。
・ 温度制御範囲の変更可能
  ※別途使用打ち合わせが必要です。
・ 磁場印加機構を電磁石に変更可能
・ 試料周辺の雰囲気ガス制御機構を追加可能
・ 電流計追加可能(高抵抗試料の測定精度向上)





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